施設内居場所カフェ「からんこえ」を開始

6月14日児童養護施設興正学園にて、学び支援のつながりができる環境づくりとして、施設内居場所カフェ「からんこえ」を開始しました。からんこえは、児童養護施設内で子どもとアナログゲームを通して、施設退所後に相談先の1つとして選択できる関係構築を目的としています。また、子どもの「好き」「興味」に基づいて、お仕事カコタムや子どもの「やりたい」をカタチにするプロジェクトを実施したり、五教科の学習ニーズが出てきた段階で学ボラとして、1対1で学習のサポートをしたりします。

児童養護施設を退所した後に、親もとに帰ることができる子どもは多くありません。そのため、相談できる存在がいなく、困難を一人で抱え込んでしまい、トラブルに巻き込まれてしまったり、転職を繰り返して生活が不安定になってしまったり、進学先を退学せざるを得なくなったりすることが少なくありません。そのため、施設退所後に相談できる存在の有無は、施設退所後の生活に大きく影響することになります。そこで、Kacotamを中心とする子ども・若者支援をする団体が、からんこえを通して子どもと関係性を構築して、相談できる存在の一人となるように長期的に関わっていきます。

からんこえは、 花言葉に「小さなたくさんの想い出」という意味があり、小さな花がたくさん集まっていることから、子どもたちが集まる場を連想されます。この活動を通して、小さなたくさんの思い出ができて、困ったとき、誰かに相談したいときにふっとその思い出とともに、カコタムを思い出す。そういうきっかけになればと考えています。

子どもと長期的に関わりながら関係を構築していく活動を一緒につくっていきませんか?
Kacotamサポーター としてご協力いただける方を募集しています。

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