Kacotamってなに?

Kacotamの由来

「Kacotam(カコタム)」は学習支援を通じて自ら考えて行動すること、そしてそれを楽しむことを大事にしたいと思い
んがえる、うどうする、のし
から4文字を合わせて「Kacotam(カコタム)」と名付けました。

ビジョン・ミッション

ビジョン

 すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現に向けて挑戦できる社会

ミッション

 環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ

子どもの現状

現在の日本社会では、下図で示すように、子どもが困難を抱え、機会の不平等に悩まされる傾向があります。
私たちは学びの機会格差問題の解決を目指して活動し、子どもが自己実現に向け視野を広く持ち前向きに取り組むことを応援しています。
子どもが抱える困難
困難な環境の下では学びの機会が不足します。例えば、ひとり親世帯とふたり親世帯を比較すると、学習塾を含めた習い事の機会に格差があります。さらに、札幌市のひとり親世帯は全国のひとり親世帯よりもその機会が少ない状況です。
塾や習い事に通う世帯の割合
大学等進学率に関しても、全国平均とひとり親世帯、生活保護世帯、児童養護施設の間に差が生じています。
大学等進学率
これらの調査結果から、環境によってやりたいことの実現が阻まれている子どもの存在と、平等な学びの機会の必要性がわかります。
また、困難を抱えた状況下では、安心できる空間や周囲とのつながりが不足したり、自己肯定感・自己効力感が不安定になったりします。その結果、自己実現の機会があってもそれを利用する意欲が低下する傾向が高まり、将来への希望を失うことにつながります。
困難の中で不足するもの
これを防ぐためには、安心できる居場所や、自分を受け入れ応援してくれる存在が重要になります。

Kacotamの役割

Kacotamが解決する社会問題は、「学びの機会格差問題」です。
子どものなかには、経済的理由や虐待のような自身ではどうしようもない理由により、学びの機会が失われ、志望する高校や大学への進学を諦めざるを得ない現状があります。その結果、将来就くことができる職業が限られ、自身の力を活かす可能性も失われてしまいます。
また「やりたい」「学びたい」という気持ちを我慢する経験の積み重ねは、学びの機会をつかむ意欲がそがれてしまうことにつながります。
そのような現状に対して私たちは、すべての子どもにまわりの環境に左右されないような楽しい学びの場を提供し、自己実現に向けて挑戦できる社会を目指していきます。
カコタムの事業

あなたにできること

カコタムの学び支援を、より多くの子どもへ届けるために。一緒に、カコタムの活動を広げていきませんか。

代表あいさつ

理事長 高橋Kacotamは、2011年に個人で活動する限界を感じ、団体として活動することを決意してから、子どもに「自分で考えて行動すること」、「自分で考えて行動することを楽しむこと」を大事にしたいという思いを込めて、考えるの「か」、行動するの「こ」、楽しむの「た」と「む」を合わせて、カコタムと名付けました。

経済的理由や家庭環境等の周りの環境によって学びの機会が得られず、学びたくても学べない、将来に希望が持てず学ぶ意欲を持つことができない子どもがいます。そのような現状をうけて、私たちは「環境に左右されない楽しい学びの場をすべての子ども・若者へ」を使命として、北海道内で学びの場づくりをしています。1対1の関わりを大事にし、学習のサポートに併せて悩みや困りごとを聞いたり、「好き」・「興味」を深められる機会を提供したりと目前の課題を一緒に解決しながら、一人一人に対してその子に合った学びの機会を提供しています。

これからも学びというフィールドのなかで、様々な関わりを通して子どもの「やりたい」をかたちにしていき、私たちのビジョン「すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現に向けて挑戦できる社会」を目指していきます。

認定NPO法人Kacotam
理事長 高橋 勇造

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