利用規約(あうるねっと)
第1条(名称及び役務提供事業者)
あうるねっとは、認定NPO法人Kacotam(以下「当団体」とする。)が主体となり提供する。
第2条(目的)
あうるねっとは、ひとり親家庭、親の失業や病気、経済的理由、家庭環境などにより、十分な学習環境がない子どものうち、地域資源がない地域に住む子どもや対面での人との関わりが苦手な子どもに、ビデオ通話やチャットツールを用いて、普段の授業についていくための学習や学年以前にさかのぼっての学習を中心とした学習支援を提供することを目的とする。
第3条(サービス内容)
1.主に国語・数学・理科・社会・英語の基礎科目の中で、利用者の希望に応じた科目を中心に指導する。
2.利用者の用意した教材を中心に使用する。
3.ビデオ通話による学習は、月4回までとする。
4.チャットによる学習は、利用期間中は随時利用できる。ただし、学習担当者からの返信には数日を要する場合がある。
第4条(実施日)
1.ビデオ通話による学習の実施日は各利用者毎に利用申込時に定めるものとする。
2.ビデオ通話による学習の実施日の変更は、利用者からの申出に基づき調整する。
3.利用者は、ビデオ通話による学習の実施日の変更が必要な場合はすみやかに連絡をすることとする。
4.連絡方法は原則LINE(LINE WORKS)とし、その他の連絡方法が必要な場合は、利用申込時に定めることとする。
第5条(利用料金)
1.利用料金は、一人あたり年額3,000円とする。
2.ビデオ通話による学習、チャットによる学習の利用状況によらず、前項で定める金額とする。
3.利用料金は社会・経済情勢などにより変更する場合がある。利用料金に変更がある場合には、当団体は速やかに利用者に通知するものとする。
4.あうるねっとの利用にあたり必要となる利用者端末の通信費は、利用者の負担とする。
第6条(利用料金納付方法)
1.入会時及び更新時に当団体が指定する支払期日までに銀行振込により納付する。なお、振込手数料は利用者の負担とする。
2.原則各金融機関や収納代行業者が発行する領収書等により料金受領の証明とするが、利用者から行政機関等への申請のために当団体発行の領収書が必要となる申出があった場合、当団体は領収書を発行する。
3.納付は原則遅延なく行うこと。やむを得ない事情により遅延が発生する場合、利用者は速やかに当団体まで連絡すること。
4.利用料金の納付が支払期日までに行われていない場合は、一切のサービスの利用を停止する。
第7条(禁止行為)
1.利用者は以下に定める行為を行ってはならない。
1)許可なく学習のやりとをを撮影、録音又はスクリーンショットを撮ること
2)許可の有無によらず、学習のやりとりを撮影、録音又はスクリーンショットを撮ったものを他者が閲覧できる状態にすること
3)許可なく物品の売買、営業行為をすること
4)営利・非営利を問わず勧誘行為をすること
5)学習指導の担当者を誹謗・中傷すること
6)公共のマナー・道徳に反する行為をすること
7)宗教活動、政治活動、反社会的行為、またはこれらの行為と同等と判断される行為をすること
8)学習指導の担当者と個人的に連絡先を交換すること
9)利用者以外が学習指導の担当者に相談等をすること
2.前項で定める禁止行為がなされたと当団体が判断した場合には、一切のサービスの利用を停止、もしくは制限する。
第8条(免責事項)
あうるねっとで利用する利用者または学習指導担当者の利用端末やアプリケーションに起因する利用者の不利益について、当団体に重大な過失がある場合を除き、当団体は一切の賠償責任を負わないものとする。
第9条(利用者の責任)
利用者がサービス利用に関して、当団体または第三者に損害を与えた場合その賠償を求めることがある。
第10条(個人情報保護)
1.当団体は、プライバシーポリシーに基づき、当団体の保有する利用者の個人情報を厳重に管理し、利用者の許可なく第三者への情報提供は一切しないものとする。
2.当団体が法令、官公庁又は裁判所の処分・命令等により個人情報の開示要求を受けた場合、当該開示要求に対し、必要最小限の範囲及び目的に限り、個人情報を開示することができるものとする。
3.以下に定める状況が発生したと当団体が判断した場合は、関係機関に必要最小限の情報提供をすることができるものとする。
1)傷病等により救急搬送の必要性がある状況
2)事件事故等へ巻き込まれ利用者自身で捜査機関への通報が困難な状況
3)自死を企てているような状況
4)その他利用者の生命の危機に関わるような状況
(附則)
2021年4月12日 初版
2022年2月26日 改定